猫に小袖・・・・

 19 Dec 2018 10:41:41 am

猫に小判・・・ならぬ猫に小袖です・・

今年も年末「カンフーキャット」君たちの季節となりました・・が・・
毎年、テーマを決めたり、その年の流行りものを入れたりと
ユニフォームを作って来ましたが・・・・ ・・・

今年は災害ばかりが多い1年で、
カンフーキャット君たちの表演服のイメージが湧きません

「清華(サヤハ)」ちゃんも新しく加わったことだし・・と思ったのですが、
何しろモフモフだしモデル業にも興味が無さそう・・・

イメージが「清華姫」なので十二単はどうですか?と
お尋ねしたところ、なんと!すでにお持ちだとか??!

美しい小袖の写真をお送りいただきました。



めったにお目にかかれない本物の小袖です・・・。
え?!それにしちゃ小さい?って?



お話によると、親類の方で手描き友禅の仕事をされている方がいて
その方が仲間たちと「中世の小袖」を復元する、と言う取り組みをやられたそうです。

「お市の方」など肖像画が残っている方の着ている衣装を
絹糸そのものから復元する、
国宝の「彦根屏風」の中に描かれた着物とか,そういうのをお蚕さんの品種からこだわって
絹糸をとり,織って,染めて,縫って,と、言う気の遠くなるような作業・・・・

ぎゃ〜〜サヤハちゃん爪がぁぁぁぁ〜〜〜



最終的には,実際に人間が着られるサイズで復元してたんですが,
先行して,ミニサイズでまず,お試しを作られたそうです。

その一番最初の,お試しサイズの着物を3枚譲り受けられたそうで・・・・



ひゃ〜〜〜〜・・ です
日本産の本物の絹の小袖です。

しかし、そんな高価なものを猫に着せたら、下さった方が気を悪くされるのでは?!
と言う懸念も・・・。

そうですよね・・人間だってめったに触れないような高価なものです。

でも、そのまましまい込むのももったいないですよね。



そんな人間の心の葛藤をよそに・・・「ふ〜〜ん、良いじゃない?」ってな感じの
清華姫です・・・・・

カテゴリー : General Posted By : tai-chi |